中国版イーサリアム?1秒間に10000件もの取引処理を行う仮想通貨NEO(ネオ)について徹底解説!

現在、ビットコインに次いで時価総額ランキング第2位であるイーサリアム。今回は、そのイーサリアムの中国版ともいわれているNEO(ネオ)という仮想通貨について紹介します。

NEOの概要

NEOとは、2015年10月にICOが開始され、2016年10月に取引所に公開された中国初のパブリックブロックチェーンを利用した仮想通貨です。もともとは、AntShares(アントシェアーズ)という名前でしたが、2017年6月にリブランディングされ、現在のNEOという名前になりました。プラットホーム上でアプリケーションを作ることができたり、スマートコントラクトを実装していることから、中国版イーサリアムとも呼ばれています。

ICO(Initial Coin Offering)とは?

ICOとは、プレセールやクラウドセールなどとも呼ばれ、仮想通貨の開発資金や研究資金などを集めるために利用されます。将来有望である上場前の仮想通貨を比較的安く購入することができるため、投資家にとっても非常に注目されています。

パブリックブロックチェーンとは?

パブリックブロックチェーンとは、世界中の誰もが自由に参加可能なブロックチェーンのことであり、ビットコインを始め多くの仮想通貨はこのパブリックブロックチェーンを使用しています。不特定多数の人により取引の認証作業が行われるため、時間やコストがかかりますが、データの改ざんがされにくいなどのメリットがあります。

リブランディングとは?

リブランディングとは、今までのブランドをより良いものにするために名称やロゴを変更することをいいます。

NEOの基本情報

現在、NEOは、時価総額ランキング9位とかなり上位に位置しており、1NEOおよそ5300円で購入することができます。NEOの発行上限枚数は1億枚で、そのおよそ半数が現在発行されているようです。残りのNEOはというと、開発資金や運用資金のためにNEO協議会というところが保有しています。また、取引承認アルゴリズムは、DBFTというNEO独自のアルゴリズムを採用しており、これについては長くなりそうなので後で詳しく説明します。

通貨単位 NEO
発行上限枚数 1憶枚
取引承認アルゴリズム DBFT
公式サイト https://neo.org/

NEOとGasについて

NEOのプラットフォーム上で使用される通貨として、NEOのほかにGasという通貨があります。Gasは、NEOの燃料と呼ばれ、NEOのプラットホームを利用する際の手数料やマイニングの報酬に使用されます。

Gasの役割

・NEOの利用手数料
・NEOのマイニング報酬

NEOの利用手数料とは、NEOのプラットホーム上でアプリケーションを作成したり、NEOの特徴であるスマートコントラクトなどの機能を利用する手数料ということです。その手数料にNEOではなくGasが使用されるということです。

また、GasはNEOのマイニング報酬としても使用されます。マイニングとは、ブロックチェーン上に取引データなどを正しく記録するために不特定多数の人によって行われる承認作業のことで、ビットコインなどの多くの通貨では、マイニングの報酬を同じ通貨(ビットコインであればビットコイン)で行っています。しかし、NEOではマイニングの報酬にNEO自体ではなく、Gasが使用されるということです。

この2点によりNEOが機能していることから、GasはNEOの燃料と呼ばれているわけですね!

ちなみに、Gasは「NEO: TO THE MOON!」というゲームをクリアすることでも手に入れることができるようです。iPhoneやアンドロイドで簡単にインストールできるので早速やってみました!

タイミングよく次の惑星へとジャンプしてスコアを伸ばしていくゲームなのですが、簡単そうに見えて激ムズです笑

誰がこんなものクリアできるんだと何回も心が折れかけましたが何とかここまでスコアを伸ばすことができました。

ただ現在は、登録ができないみたいでGasはもらえないみたいです(プレイはできます)。僕の頑張りも無駄だったということです…。どうしてもクリアしてGasが欲しい方は登録が再開されるまで練習してみてはいかがですか?笑

NEO: to the Moon!

NEO: to the Moon!
開発元:Fluffy Wiggle LLC
無料
posted withアプリーチ

さて、Gasについて分かったところで、次はNEOの特徴について詳しく見ていきましょう。

NEOの特徴

スマートコントラクト

NEOの特徴として、NEOが中国版イーサリアムと呼ばれる所以ともなったスマートコントラクトという機能があります。スマートコントラクトとは、契約の自動化と訳されることが多く、自動販売機のように契約条件をプログラムしておけば、その契約条件に沿って自動的に契約を実行させることができる機能のことです。契約を自動で実行するため、仲介者が必要なく、コスト削減や契約の簡易化が期待されており、ブロックチェーン技術とも相性がいいことから、非常に注目を集めている技術です。NEO以外にスマートコントラクトを実装している代表的な通貨として、イーサリアムやリスクなどがあります。

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取引処理が超高速

仮想通貨が多くの人に利用されるようになると、取引処理の速さが必ずといっていいほど問題になります。しかし、NEOの取引処理の速さはビットコインの約150倍であり、ビットコインが1秒間に7件の取引処理を行う間に、NEOは1000件の取引処理を行うことができます。このように現在でも高速な処理スピードですが、将来は1秒間に約10000件もの取引処理を行うことができるようになるといわれています。世界的な決済技術を誇るVISAの取引スピードが1秒間に約5000件であることから、NEOがものすごいポテンシャルを秘めた通貨であるということがわかるでしょう。

開発言語が豊富

NEOはイーサリアムと同じく、アプリケーションのプラットホームとして知られていますが、NEOとイーサリアムには開発言語という点において明確な違いがあります。

イーサリアムはアプリケーションの開発などにおいてSolidityやSerpentといった独自のプログラミング言語を用いなければいけません。

一方でNEOの開発は、独自のプログラミング言語ではなく、すでに多くの人が利用している言語(C、Java、JavaScript、Python、Rubyなど)を用いて行われるため、より多くの人がより容易にNEOの開発に関わることができ、より開発が進んでいくことになるでしょう。

DBFT(ビザンティン耐障害性コンセンサスメカニズム)

仮想通貨の取引では、ブロックチェーンに取引データを正確に記録するために、仮想通貨ごとに取引承認アルゴリズムというルールが定められています。この取引承認アルゴリズムには、いろいろな種類があり、ビットコインではPoW、XPやブラックコインではPoSという方法が採用されています。

PoWとかPoSっていったい何!?まとめてみた。

NEOはというと、PoWでもPoSでもなく、DBFT(ビザンティン耐障害性コンセンサスメカニズム)というNEO独自の方法を採用しており、名前の通りビザンティン将軍問題への耐性が優れています。

ビザンティン将軍問題とは?

ビザンティン将軍問題とは、分散型ネットワークにおいて、悪意のある何者かによってシステムにトラブルが生じた際に取引の承認がうまく行われない問題のこと。

もちろん、ビットコインが採用しているPoWなどでもこのような問題への耐性は十分にありますが、NEOが採用しているDBFTはより優れているよということです。

では、このDBFTはどのような仕組みなのか見ていきましょう。

まず、DBFTではNEO保有者の中かブックキーパーと呼ばれる複数の代表者を投票によって決定します。さらにブックキーパーの中からランダムに一人の代表者が選ばれ、その一人に選ばれたブックキーパーだけがブロックを生成する権利をもつことになります。それ以外のブックキーパーは、生成されたブロックの正当性を確認し、66%以上の賛成が得られればブロックは生成されます。賛成が66%に満たなかった場合は、もう一度ブックキーパーの中からランダムにブロック生成をする一人の代表者が選ばれ、その作業を66%以上の賛成が得られるまで繰り返すという流れになります。

新たなブロックが生成されると、NEOの保有者はNEOの持ち分に応じてGasを受け取ることができるため、PoWやPoSなどと異なり、持っているだけでマイニング報酬が得られるという非常に民主主義的な取引承認アルゴリズムとなっています。

また、ブロック生成者が代表者一人であることから、ハードフォーク(分裂)が起こりにくいといわれています。

DBFTの特徴

・ブロック生成をする人は投票によって決められる!
・誰でもマイニング報酬がもらえる!
ハードフォーク(分裂)が起こりにくい!

NEOの将来性

アリババとの提携

NEOは中国発の仮想通貨ということもあり、TRONと同様、世界の大企業アリババとの提携がうわさされています。

今後ものすごい仮想通貨になるかもしれないTRON(トロン)について調べてみた。

これはあくまでもうわさですが、もしアリババがNEOの技術を利用することになれば、NEOへの信頼度は急激に上がり、それとともに価格も高騰するでしょうね!

NEOベースのICOの増加

NEOがイーサリアムと同じ分散型のアプリケーションプラットホームであることから、最近NEOのプラットホームを利用したICOプロジェクトが急激に増加しています。このICOに参加するためにはNEOを購入しなければならないため、今後NEOを購入する人は増え、NEOの価値も上がっていくことが予想されます。また、NEOを利用したプロジェクトが増加することで、NEOの認知度が高まり、大企業や国のプロジェクトなどに利用される可能性も高まっていくでしょう。

中国の規制による影響は?

NEOは中国発の仮想通貨であるため、中国の仮想通貨に対する規制の影響によっては暴落するのではないかと心配する人も多いでしょう。もちろんその危険性はあります。実際、2017年9月には、中国がICOの凍結や取引所の規制を行い、NEOは暴落しました。しかし、このときはビットコインを始めとする中国以外で開発されている仮想通貨も暴落していたので、NEOが中国発の仮想通貨だからと心配する理由はそこまでないと思います。中国も規制は行っていますが、仮想通貨やブロックチェーンの技術自体には否定的ではないので、規制による暴落のリスクの問題は、時間が解決してくれるのではないでしょうか。

気になるウェブボット予想

最近よく当たることで話題の未来予測ツール「ウェブボット」ですが、NEOについてはどのように予想しているのでしょうか。

2018年、仮想通貨はどうなる?仮想通貨の未来がわかるウェブボット予想

ウェブボットによると、

NEOは春頃に爆上げする

みたいですね。SNSキャンペーンというものがよくわかりませんが、爆上げしてくれればなんでもいいですね笑。ウェブボットを信じて買ってみるのも面白いかもしれません。

NEOの購入の仕方

現在、NEOは海外取引所であるBinance(バイナンス)で購入することができます。国内でNEOを取り扱っている取引所はありません。

バイナンスは中国最大の仮想通貨取引所であり、取引高が世界1位になったこともあるくらい世界では有名な取引所です。また、国内の取引所に比べ、非常に多くのアルトコインを取り扱っているので、10倍、100倍銘柄を探したい方は登録しておくといいでしょう。

登録の仕方はこちらの記事で詳しく説明していますので、よければ参考にしてみてください。

草コインの宝庫!?世界一の取引所Binance(バイナンス)の登録方法と使い方

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